隼かつ無線LANで速度が遅い方は1つだけチェックしておくことがあるよ

インターネット

先日友人が、自宅のネットを『隼』に変えたけど無線で速度が出ないと電話してきました。話を聞いてみると、単純な話だったので、私から1つだけアドバイスをしたところ、すぐに改善したようです。

確認することは『無線の規格』。それだけです。

この時点で、なんのことか分かった方はページを閉じましょう。

分からない方は読み進めてくださいね。専門的な話は一切ありません。

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無線速度が遅い方へ。大前提

隼を利用されている方は、ご自宅にNTTが置いていった『ONU』という白い機械にLANケーブルで無線の親機に接続されていると思います。

ここで利用しているLANケーブルを、まずはチェックしてみましょう。

と言いますのも、何年も前に購入した100Mしかスピードが出ない『カテ5』というLANケーブルを利用している場合、何をやっても無駄なのです。

LANケーブルに『CAT5』もしくは『category5』と書いてある可能性があります。もしそうだったら『CAT5e』『CAT6』『CAT6e』『CAT7』の速度1G以上に対応したLANケーブルに買い替えましょう。

将来のことも考えて『CAT6e』がいいかな。10メートルでも1,000円前後ですよ。以下の商品は『赤青白黒黄』が選べます。

LANケーブルのチェックが終わったら次を読み進めてください。

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『隼』で速度を出す為に確認すべきこと

フレッツ光(隼)というサービスは1Gのスピードが出ることで有名です。

※サービス内容は『フレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼』で確認してね。

 

しかしながら、利用している無線機器やパソコン、スマホの無線の規格が1Gに対応していない場合スピードは出ません。

言い換えると、古い無線の技術が使われている親機を使っていると速度はどんなに努力しても出ません。

 

ここで、なんのこと?とクエスチョンマークだらけの方は、以下の順にチェックしてみてください。

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あなたの使っている無線親機は、IEEE802.1acという規格に対応してますか?

無線にはいろんな種類があって、これを規格と読んでいます。そして無線の規格には最先端の技術も登場しているのです。

 

じゃあ、どの規格が一番最先端の技術なのでしょうか?

以下の表を見てみましょう。無線規格とその最高速度を記載しています。

無線規格最高速度
IEEE802.11a54M
IEEE802.11b11M
IEEE802.11g54M
IEEE802.11n600M
IEEE802.11ac6,9G

※以下からIEEE802を省略します。

 

無線規格と最高速度を記載しています。『11a』や『11g』は古い無線技術なので54Mしか出ないし、『11b』なんか最悪で11Mしか出ません。

つまり『隼』を利用していても、無線規格が古いと速度は出ないのです!

 

じゃあ、何がいいのか・・・隼は1Gの速度ですから、最高速度が『6,9G』の無線規格『11ac』に対応した機器を使えばいいのです。

 

ここまでOKでしょうか?

では順番に以下2点について確認しましょう。

無線親機(無線ルーター)を確認

今、あなたが利用している無線親機(無線ルーター)は『11ac』に対応していますか?

念のためチェックしてみましょう。

見えにくい場所にある方は手を突っ込んでフラッシュで撮影するとよいと思います。

我が家の無線親機を写真で撮影してみました。

無線ルーターの規格

『IEEE802.11ac』という記載があるので、対応していることが分かりました。

もし書いてなければ、無線機器の型番を確認し、ネットで確認してみてください。

もし対応していなければ、買い替えないと『隼』を利用して無線で速度アップは難しいですよ。

我が家と同じモデルでよいなら、バッファローの製品が安くておすすめ

無線を利用しているPCやiPhoneを確認

続いては、無線を利用しているパソコンやスマホ、タブレットやiPhoneが『11ac』に対応しているか確認してみましょう。

我が家の機器についてですが。

iPhone6/6Plus対応
iPhone5/5S不可
私のPC(HP 14-ac100)不可

私のパソコンは対応していないので無線通信は遅いですが、iPhone6は対応しているので速いです。

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速度テストしてみました。結果をご覧あれ!

iPhone6で、同じ時間、同じ環境で『無線規格』を『11ac』と『11g』で切り替えて利用してみました。

ちなみに、通信速度には上りと下りがあります。HPを見たり動画を見たりする場合に大事なのは、下りの速度ですよ。

さてどれだけの速度差がでるでしょうか!?

iPhone6かつ『11ac』の速度

以下画像の通り、上りが48M、下りが106M出ていることが分かります。

iPhoneの11acでの速度測定

iPhone6で朝9時40分に測定。

ちなみに旦那も同じiPhone6でyoutubeを見ていたので、私ひとりで利用していればもっと出るかなと思います。

iPhone6かつ『11g』の速度

ワザと無線を『11ac』から『11g』に切り替えて利用してみましたところ、上りが35M、下りが32Mでした。

iPhoneの11gでの速度測定

結果、無線規格『11g』よりも『11ac』を利用した方が『74M』も早いことが分かりますね。

時々、iPhone6などの『11ac』に対応した機器を使っているにも関わらず、なぜか『11g』などの古い無線をキャッチしてインターネットをしている方がいます。

ちなみに私の友人がそれでした。ものすごくもったいないことです。

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まとめ

今日の記事をまとめると、

  • 無線の規格『11ac』に対応した無線親機を用意する。
  • 子機(スマホやPC)も同様に『11ac』に対応したものを利用する。

長々と書きましたが単純な話でした。

 

数年くらい前の機器を利用されている場合は対応していない可能性もありますので、ぜひご確認ください。

 

我が家はゲーム機が3台、PC2台、iPhone6が2台あり、時々フル稼働していることがありますが、特にストレスを感じたことがありません。

夜に旦那がオンラインゲームしながら、iPhone6でyoutubeの音楽を聴いていたりしても、私はストレスなく友人とLINEで電話したりしています。

 

補足 無線の規格だけが原因ではありません。集合住宅かプロバイダーの混線はないかなど調べることはいっぱいあります。でもそもそも無線規格が1G対応していなかったらスタートにも立てないので、このような記事を書かせていただきました。

コメント

  1. peke より:

    この記事のLANケーブルの種類確認のところで

    >LANケーブルに『カテ5』もしくは『category5』と書いてある

    と説明されていますが、実際には「CAT5」「CAT6」という表記のほうが多いんじゃないのかな。

  2. 秋山 より:

    肝腎なのは無線LANルータに使われているチップメーカーがどこかという点です。隼標準のホームゲートウェイのチップメーカーはQualcomm製(無線LAN部分はNECプラットフォームズが開発)のため、ホームゲートウェイを親機とした場合、同じチップメーカーのWG1800HP/2、2200HP、2600HP/2と無線LAN機器同士の相性が非常に良い(私が実際使っているので確か)です。転送速度も有線LANと全く変わりません。

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