産後の嫁にイライラしたり嫌いとか冷めたとか思う方は一度読んでください。

産後の嫁が常にイライラしていて怖かったり、そっけなく冷たくされたりして腹が立つこともあるかと思います。嫌いになりそう・・そんな旦那さんもいるでしょう。

私の旦那も、私の変貌ぶりに最初は戸惑ったようです。

私自身もイライラするし、旦那とスキンシップも嫌でした。でも嫌いになったわけではありません。愛しています。

でも自分では制御できないしどうしようもなかった・・・としか言いようがありません。

検索してこの記事を読むことになった世の中の旦那様、お時間があればぜひ最後まで読んでください。

なお、大前提ですが私は現在33歳、ずっと仕事は辞めずに働いてきました。今は育児休暇を取得しています。なので仕事の辛さとかそういうのは知っているつもりです。

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産後に嫁がイライラしているのは、たぶん本能です。

産後の女性がイライラしてしまう理由。それは女性ホルモンの仕業としか言いようがありません。イライラせず平穏に・・なんて当たり前のことがすごく難しくなるのです。

産後のホルモンの変化

女性は赤ちゃんを育てる為に大量の女性ホルモンが必要になりますが、出産後は必要が無くなるので一気に減少します。するとその変化に体がついていけません。

これは母親学級で教えてもらいました。

その結果、頭おかしくなるくらいイライラします。私はそこそこ自分で感情とかを制御できる人間です。でも産後はそれが出来なくなってしまいました

世の旦那さん。嫁がカリカリして怒っているのは、ホルモンのせいです。

子孫繁栄の為に強制的に母親になる

あなたの妻は今まで女でした。でも、産後は母親になります。人間の本能がそうさせているとしか言いようがありません。

例えばですが。

産後の女性が今すぐデートしたい!性欲を満たしたい!なんて思って、そればっかり考えてしまったり、今すぐ子どもを置いて海外旅行に行きたい!なんて思ったり、毎晩お酒を友達と飲みたい!なんて思って、それを行動に移したら赤ちゃんはどうなりますか?

赤ちゃんは放置されたら死んでしまいます。

そして、産後の女性がみんな自分のやりたいことを好き勝手やっていたら人類は滅亡するでしょう。

つまり。

哺乳類として子孫繁栄するために、女性は強制的に母親になってしまってそれ以外のことが考えられなくなってしまうのだと思います。

ちなみに、私は旦那に男としての興味が無くなりました。産む前は毎日キスをしていましたがそれが出来なくなりました。

でもパパとしては接することができるし話し合いもできるのです。不思議ですね。

産後は攻撃的になる。

犬やその他の哺乳類も同じことが言えますが、産後はメスは攻撃的になります。

私が実家で飼っていたメス犬は、産後にカリカリして4匹の赤ちゃんの周りをうろうろして、私が赤ちゃんに触ろうとすると噛みついてきました。

その威嚇とも言える行動は、赤ちゃんを必死で守っているようにも見えました。

私も産後はいろんな人に攻撃的になっていたと思います。旦那や実母にも。

赤ちゃんを守らなければ!という切羽詰まった本能が、近寄ってくる人間に対して攻撃的になってしまうのではないでしょうか。

「首座ってないんだから雑に扱わないでよ!」「汚い手で触らないでよ!」私がよく言っていた言葉です。

今から思えば赤ちゃんを必死で守る本能が働いていたように思います。

hart-sora

産後の嫁の変化は激的、育児は大変です

冒頭でも記載した通り、私は働くことの大変さはよくよく理解しています。だから旦那の気持ちを察してあげたい・・。でもそんな余裕はこれっぽっちもありませんでした。

余裕ないとかうそでしょ?子どもと遊んで寝てるだけでしょ?

そんな声が聞こえてきそうです。

赤ちゃんを見ると幸せな気持ちになります。生まれきてくれてありがとう、大切にするよ、ママの宝物だよ、毎日言っています。人生で一番の幸せを感じています。

でも・・・大変なのです。

だって寝れない

人間の3大欲求。食べる、寝る、子孫繁栄。

しかしながら、この寝るということがほとんど出来なくなります。

仕事している時は、夜は普通に寝ていたし、土日は好きに寝ていました。夜更かししても翌日が休みなら正午まで爆睡なんてことも。

でも、それができなくなりました。キツイです。

24時間のうち睡眠時間は3時間くらいしかありません。それがだいたい半年は続きます。

旦那が隣で人間の3大欲求の睡眠をがっつり取っている時、隣で私は眠気と戦っています。

旦那は仕事で忙しいんだから眠ってもらおうと思う反面、ものすごくイライラしてしまうのです。人間なんだから、寝なきゃおかしくなって当たり前です。

何?1日3時間睡眠が何日も続いても、ニコニコ笑顔で人に優しくできて平穏な心でいられる人なんているの?そんな人間いないでしょ。

自分のことがあとまわし

私は産後15キロ太ったけど8キロしか戻っていません。

自宅でDVDを見ながらヨガやりたいし、時々エステも行きたい、岩盤浴も行きたい、美容室も行きたい、ですがそれができません。

産後の骨盤はグラグラで、尿漏れもあるし、まっすぐ立っているようで立っていないような感じ、それなのに骨盤矯正にも行けません。

だんだん自分がババアになっていく感じがします。焦ります。お願いです。笑わないでください。

私は産後1ヶ月くらいの時、「お腹と顔の肉がすごいね、一瞬女芸人の○○さんに似てたよ」と旦那に笑われました・・・わたし、お風呂でこっそり泣きました。

私はそれからイライラが倍増しどんどん旦那に冷たくなってしまいました。

世の旦那さん、ひどい一言言ってませんか?

嫁が冷たくなった、それはあなたの心ない一言かもしれませんよ。

24時間、一人の命を背負い込んだ感覚

これは経験しないと絶対に分からないことですが、少しの自分のミスで大切な宝物である赤ちゃんが死んでしまうかもしれないという恐怖と24時間戦わないといけません。

母乳を飲ませてミルクを足しているのに体重が全然増えなかった時は、このまま死んでしまうのではないかと24時間恐怖と戦っていました。また産まれてから1歳になるまで乳幼児突然死症候群を恐れて、呼吸チェックは15分おきにしていました。

離乳食が始まればアレルギーを心配し、電池1本なくなっただけで誤飲していないか心配で病院へ行ったり、40℃の熱が出たら脳に障害が出たらどうしようと不安になり。歩くようになれば2秒目を離しただけで鳥の糞で遊びだし・・。

毎日毎日神経を尖らせていないといけません。

育児は、仕事では味わえない恐怖感と緊張感があり、神経が疲れるんです。

私はインターネットの設計側の仕事(プロバイダとか)のしていたのですが、自分がミスしたら何万人ものユーザーのネットが使えなくなります。そういう仕事を10年していました。

でも仕事の緊張感は24時間ではないんですよね。昼休みに同期とランチしてほっとしたり、仕事終わりにコンビニのカフェラテを飲む時間もある、通勤中にスマホでニュース見て気分転換もできる。

でも、育児をしているとその少しの時間さえ愛おしく羨ましく感じます。

思うように物事が進まない

旦那に先日こんな話をしました。

仕事で今日中にどうしても作らなければならない資料があるとする。でも1時間に1回ユーザーから電話が鳴って何分たっても終わらない。

しかもそのユーザーは皆怒ったり泣いたりしていて、こちらから真剣に話をしても全然理解できず言葉が通じない。相手の言いたいことも分からない。

そんなこんなで1日が終わり、今日作りたかった資料は作ることができず。

それが翌日も、その翌日も続いた。

だから土日出勤して、さあ誰にも邪魔されず資料作ろう!と思ったら、今度は停電でPCが使えなかった。

毎日育児と家事がこんな感じです。やろうと思ったことがいつも先延ばしになって思うようにできません。イライラすることもあります。

旦那は、上記の話をした時に「イライラしている理由がすごく理解できた」と言ってくれました。

産後の嫁の変化についてのまとめと解決に向けて。

上記の通り、ダラダラと書いてしまいましたが、産後の嫁の変化には様々な理由が重なって起きている事が分かります。

  • ホルモンの変化で本能的にイライラする
  • 赤ちゃんを死なせない為に女から母親の脳に変わってしまう
  • 赤ちゃんを守る為に身近な人にでも攻撃的になる
  • 寝てないから頭がおかしい
  • 24時間命と向き合わなければならない恐怖
  • 思うように物事がすすまなくてイライラ

というわけで、私たち女性は必死であるということを理解してほしいし、赤ちゃんを一人で守っていくのは無理だから、旦那にも協力してほしいのです。

してほしいことは、『ちょっと1日変わろうか?』の一言です。

育児の大変さを分かれよ!って言ってるわけではありません。夫婦なんだから大変さを共有してほしいと思うのです。

仕事が大変な同僚がいたら『仕事変わろうか?一緒にやろうか?』って声かけあうじゃない?それと同じことだと思うのです。

最後にひとつ大事なことを言わせてください

この記事を公開してから、多くの方からコメントをいただきました。旦那もこの記事を見ています。

育児は平等、男女は平等なんて偉そうなことは言いません。

ただ・・・。女性は命をかけて赤ちゃんを産みます。

命がけ?ハイハイうるさいよ。

そう思った男性は『妊産婦、今でも年50人前後が死亡  横ばい状態、なぜ減らないのか』を見てください。

出産で亡くなる人はいます。世界レベルで考えたらものすごい数です。それを分かっていても、旦那との子どもを産みました。

だって旦那にパパになって欲しかったし、旦那との子どもが欲しかったし。愛する人の子だから産んだのです。

でも体がボロボロになりました。だから数ヶ月でいいから旦那に支えてもらいたいのです。一緒に子育てをしてほしいのです。

仕事大変だよね、分かるよ、上司の顔色伺って、後輩には指導して、片付けても片付けても仕事が舞い込んで来て、神経質なユーザーの相手して。

でも数ヶ月だからお願いします、甘えさせてください。

眠いです、体痛いです、休みたいです。

仕事しながらの育児は大変だと思います。

でも、この愛おしい小さな赤ちゃんでいてくれるのは今だけだから。

私は、子ども達が大きくなったら、旦那と「あの時は大変だったね~、あんなこともあったね~」なんて言いながら酒を飲みたいです。

最後に私が支えられた絵本をご紹介。妊娠中から読んでいましたが辛くても自信と勇気が湧いてきます。知らない方はぜひ

・・・・おとうさん、おかあさん、あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました。

第2子の新生児期を終えたので追記しますが、もう雲泥の差っていうくらい育児がラクでした。出産時間も短かったので歳とったのに産後の体もラクで旦那とあまり喧嘩もしてないし、ガルガル期もありませんでした。(私は・・ですが)

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