妊娠中に電車通勤していて思ったことを書きます

妊婦さんには悲しいお知らせだが、私は、妊娠中に電車で席を譲ってもらえるなんて、甘い考えは最初から捨てていた。

妊婦がブログを使って愚痴を書いていることはみっともないのかもしれない。でもこのブログは紛れもなく私のものだ。好きにさせてほしいので書かせてもらいたい。

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都会の電車の優先座席は妊婦が座る隙すらない

私は昔から、妊婦さんや老人が近くにいたら席を立つし、優先席に堂々と座るほど馬鹿じゃない。席を立つときも『どうぞ』すら言わずに、さっと立ったりする。

でも、いざ自分が妊婦になって必死で優先座席に辿り着いても、絶対に空いていないのだ。そして誰も立とうとしなかった。別に立ってもらわなくてもいいのだが、そこに堂々と座っていることに呆れてしまう。

大股を広げて座っている男子高校生。20代のスーツを着たサラリーマンが出張前なのかスーツケースを持って優先座席に座って後輩と仕事の話をしている。チラチラ私を見つつスマホをいじっている若者。寝たふりするOL。

実は大病を抱えている方なのかもしれないが、体育祭のスポーツの話で盛り上がっている高校生を見る限り健康にしか見えない。

私は、席は譲ってほしいけど、あからさまに譲ってほしそうにするのもも嫌だから少し距離を置いたりするように努力している。

でも一つだけ疑問に思う。

この人たち優先席に座って自分のことを情けなく恥ずかしいと思わないのかと。

また、声をかけたそうにしているが、結局声を掛けてこない若者もいた。

妊娠してから立ちながらスマホを見ることが出来なくなったので、前を向いているといろんな人と目が合うのだ。どうしても妊婦は目立つ。

そして、とある若者と目があった。彼は私に声をかけて席を譲りたそうにしている。でも声をかけれない、そんな感じだった。声をかけるのが恥ずかしかったのか。私は申し訳ない気持ちにさえなった。

言われたことしかできない消極的な子が増えたのだろうか。うちの会社にも消極的な新人が年々増えてきている。

先輩は、最近の若者はネット環境で育ったから仕方ないと言っていたが、この辺の話をすると決めつけるような話になるので辞めておく。

妊婦は電車に乗ったら周囲をイラつかせるらしい

ネットの書き込みで見たのだが、『妊婦に席を譲ったら、さっきまでお腹をさすっていたのに、座った瞬間スマホを見始めたから譲らなかった良かった』というツイッターの書き込みが話題になっていたようだ。※参考:ツイナビ(話題)

勘違いしないでほしい。私も妊娠してから分かったんだけど、立ってたら痛くなることがあるからお腹をさするのだ。私も電車で立ちっぱなしだとお腹が張って痛くなったことがある。それに大きなお腹でスマホを持って電車の揺れに耐えることは無理だ。

もし座ることができたら、私もスマホをいじって旦那にメールの返事をしたり、乗り換え案内を見たりしたであろうと思う。

また、お腹を触っていると『これ見よがしにお腹触りやがって』なんて思う方がいらっしゃるようだが、『お腹を触る』という行為は、妊婦の本能であり幸せアピールでもワザとでもないのだ。

反射的にお腹を守ろうとしているだけなのだ。満員電車や電車にある手すり、走って乗ってくる子ども達、ぶつかったら大変だから手でお腹を本能的に守ってしまう。

これ見よがしにお腹をさすっているわけではない。

そんな目立つような恥ずかしい事しないよ。

定期的に話題になる、電車でのマタニティーマーク

マタニティーマークについても賛否両論ある。つけているだけで『妊婦様アピール』とか言われてしまう。妊婦にしてみれば『は?』である。

ほとんどの妊婦さんは、席譲れよアピールをするためにマタニティマークを身に付けているわけではない。

もし倒れたりした時に、救急隊員に自分が妊婦だということを知ってもらう為に付けているだけだ。

まだ妊娠初期とか中期だったら見た目だけで妊婦かどうかなんて分からないし、太っている人なんて妊婦かどうか臨月まで見分けられない。

体調が悪くなったり倒れてしまった時に、妊婦に適した治療をしてもらうためにマタニティーマークを付けている。

妊娠して母子手帳をもらう時に、保健センターからそう説明されているのだ。

妊婦はつわりや貧血、切迫流産に早産。妊娠中に長期入院する人もたくさんいる、妊娠中は体調が悪い日ばかり、そのことを知っている人が少なすぎる。

一部は、妊婦アピールをするために付けている変わり者もいるのでしょう。でもそれはかなり少数派だということを知ってほしい。

自分とお腹の命は自分で守るしかない

いろいろ書いたが、ネット上の意見というのはその人の本音が出ると思っている。

妊婦に対して否定的な意見を持っている方のご意見をまとめると、『妊婦は電車に乗るな、仕事行くな、妊婦らしくしておけ、幸せそうにするな、人に迷惑かけるな、他人に守ってもらおうと思うのはワガママ』ということになる。

そんな風に思う方は人数としては少ないのかもしれないが、どれだけ人数が少なくても敵を作るのは怖いと思う。この世の中何が起きるか分からない。

幸せそうにしていたら狙われる時代なのだ。

だから私はもう満員電車に乗るのは辞めた。休職もしていたし有休も使いきった。自分と赤ちゃんのことは旦那が側にいない場合は、自分でお腹の子を守るしかないからだ。

最後に言わせてください。

妊娠して浮かれて何が悪いのか。幸せオーラが出ていて何が悪いのか。

きっと、あなたの母親も、あなたをお腹に宿して幸せだったに違いない。

どんな妊婦であろうとお腹の子どもを愛おしいと感じる瞬間は必ずある。

愛おしくて無意識にお腹を撫でてしまうこともある。

子どもを守ろうとする本能や、愛おしいと感じる母性を、『うざい、めざわり』なんていう薄汚い言葉でバカにするなんて心がどうかしてる。

全ての人が、お母さんのおなかの中に居て、守られて産まれてきたのだ。あなたが『うざい』と思うその妊婦から、あなたは産まれてきた。

そして、人が子どもを作りたいと思う理由、子を授かること、守ろうと必死になること、それはすべて人間の本能だ。

だから人間は繁栄したのではないか。

だからみんな生まれてこれた。あなたもそう。皆さんそのことを忘れないで。

妊婦を邪魔者扱いしないで。

※PS:妊娠中に読んでよかった本です。この時期、この手の本を何冊も読んで精神的にまいっていても助けられました。

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