先日息子が2歳になりました。
ちょうどイヤイヤ期真っ最中で怒ったりすることも多々あるけど、愛情を持って育ててきました。
ようやく2才、あっという間だったと思います。
どんな誕生日パーティーにしようか、頭の中でいっぱい考えました。
1才の時みたいに手作りをしてあげよう。
息子が1才の誕生日は、私がつわりで辛い時期だったけど喜ぶ顔が見たくてせっせと作れたし、今回の誕生日もきっとできる、家族みんなで写真もとって楽しいパーティーにしよう、思い出を作ろう、そう意気込んでいました。
2才の誕生日計画
さて、2才の誕生日はどうしよう。
ケーキを焼こう、生クリームをたっぷりつけて、バナナとイチゴでデコレーションをしよう。
お皿に車の形のおにぎりを作って、海苔を切って窓を作ろう、卵焼きでドクターイエローの新幹線を作って、ハムを細かく切って線路も作ろう。ハート形のハンバーグももちろん。
セリアで買ったバースデーグッズで飾り付けもして、LED入りの風船も買って、壁を飾ろう。
驚くかな?喜ぶ顔が見れるかな?
材料も前日までに全部買い揃えて準備万端でした。
誕生日の当日にいつもと違うことが起きてしまった
誕生日当日の午前は園庭開放に行って思いっきり遊んで、午後はいつも通り家でお昼寝して過ごす予定にしていました。
園庭から帰ったあと下の子がいつもより早く寝たので、息子も早く寝てくれないかなーなんて思いながら過ごしていると、ちょっと目を離した隙に息子が下の子のベビーベッドの中にインしているではありませんか。
私の頭ハテナハテナ状態。
今まではベビーベッドの下の柵に足を乗せるだけだったのに、腕の力と足の力を使ってよじ登り、ベッドに入ることに成功してしまったらしい。
もちろんベッドの中では赤ちゃんの娘がスヤスヤ。
流石の私もびっくりして、ものすごい剣幕で叱りました。下の子の生命に関わる事だしかなりキツく言い聞かせたのです。
それなのにイヤイヤ期まっ最中の息子は全然辞めてくれません。
嫌!と言いながら、しかも「へ?」みたいなトボけた顔をして何回も何回もよじ登って入ろうとします。
踏みつけて最悪下の子が死んでしまう、これからベビーベッドが使えなくなる・・どうしようという焦り、せっかく寝かしつけた6ヶ月の娘は起きて泣いてしまうし、2人を早く寝かせて誕生日の準備始めないといけないし、早くケーキを作り始めないと間に合わないし、家事も終わってないし、そんな風に焦りがどんどん募り始めました。
その間娘はギャン泣き、息子は相変わらずヘラヘラしながらベッドによじ登って入ろうとしている。
ううううううううううううううううううううう
もう無理ー!!!!!!ここでわたくし爆発してしまいました。
”息子の頭を叩いて、洗面場に鍵をして閉じ込める”という今までやったことのないようなことをしてしまったのです。
すぐに我に返って洗面場の戸を開けて息子を抱きしめました。取り返しがつかないことをしてしまって最悪です。
しかも息子は誕生日。私は、なんとか手作りの料理とケーキで挽回しようと思いました。
なぜかこの日に限ってミキサーが破損
無事に2人を寝かしつけたあと、早速誕生日の料理に取り掛かりました。
まずは玉ねぎと人参をミキサーでガーッとやって、ミンチ肉もミキサーでガーッとやってハンバーグのネタを完成させ、
次に生クリームをまたミキサーでガーッとあわ立てて、卵白をミキサーでガーッとやってメレンゲを作り、
娘の離乳食用のカボチャもミキサーでガーッとやって冷凍して、
そうやって何度も何度もミキサーを使った結果、ミキサーが壊れてしまいました。
この日に限って・・なんで(笑)です。
しかもミキサーから煙が出ていて、回転させる軸みたいなところのプラスチックが溶けてしまっていたのです。
『プラスチックの溶けた液体が全ての食材の混入している可能性があるよね、そんなもの食べさせられないよね』そう思いながら、私の頭は真っ白。
そして、ミキサーでガーッとやった食材全てを捨てる結果になってしまったのです。
ここで旦那にヘルプのメールをして、もう何もできない、育児しかできない、助けてくれと連絡をしてケーキを買ってきてもらうことになりました。
最終的に、息子の2才の誕生日は私の手作りは無し。
スーパーの寿司と旦那が買ってきてくれたケーキでお祝いをしました。
息子は嬉しそうに食べてくれたしプレゼントもとても喜んでくれました。
でもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでもでも
私は一生に1度しかない息子の2才の誕生日に、何もしてあげられませんでした。
キレてお風呂に閉じ込めただけで終わりです。
時間が戻せるなら戻したいです。
コメント
おひさしぶりです。以前も何度かコメントさせていただいたスロウです。
こちらも3月に無事に次男を出産し、日々奮闘しています。
こちらのエントリーを読んで、すぐにでもコメントしたいくらいの気持ちでしたが、落ち着いてできずに、やっとのコメントです。
まず、息子くんの2歳のお誕生日の準備お疲れ様でした。
全てにおいて、何か噛み合わずイライラし、臨界点を超えてしまう日、ありますよね。読んでいて心がぎゅーーーっとなりました。
「最終的にお寿司とケーキでにこにこできました♡」というわけにはいかないのですよね、気持ち的に。なんだかとてもよくわかります。
それにしてもこんなに素敵な手作りのメニューを考えるとは!
私だったら、まずそこまでできないので(^^;
これをやって、あれをやって、こっちをやろう・・・など自分なりのプランを崩されると私もダメです。
頭ではダメだと思っても、イライラしてしまいます。アンガーマネジメント?なにそれ?のレベルです。
考えてみたのですが
いくつかのことをやりたいとき、うまくいったときのプランA、そこまではできないっぽいと途中で感じたときのプランB、最悪ここまでやればヨシとしようのCに加え、まったくできなかったけど仕方ないねのD・・・といった形で、頭の中でいくつかレベルを下げる(というと気分が悪いのですが)というか、カービングして、最初から予定変更を織り込み済みにしていくのはどうでしょうか。
リスク管理でいうところ、楽観的シナリオから悲観的シナリオ(!)を一応想定しておくイメージです(^^)
自分でまだ意識的に行ったわけではないのですが、精神衛生上、効果を期待して、試してみようと思っているものです。
きっと田中さんはすごく手際もよく、かつ、頑張り屋の方かとお見受けします。
お子さんたちは、そんなお母さんがいて、きっとうれしく思っているはずです。
それに、2歳のお誕生日はまだ記憶には残りません、むしろ、いつか笑って息子くんにお話ししてあげてください!
わたしも田中さんのように頑張ります。
すみません、取り留めのないメッセージ失礼しました。
スロウ様
ご出産おめでとうございます!大変な時期かと思いますが、まずはお体大事にしてください
そして、素晴らしいコメントをありがとうございます!
実は私、リスク管理とかそういった学びが少なく、仕事柄もあるのですが常に100%のことばかりを考えてきました。
なので、その「最初から予定変更を織り込み済みにしていく」という概念が、私の中にないのです。
で、そういう考え方というかやり方があるということを知って、今までの考え方をひっくり返すかのごとく(大げさ!?)私の中にストンと落ちてきました。
Aプラン、ダメだったらDプランくらいまで考える・・・それってすごくいいですね!!!そうすることで自分の中で焦りとか辛さとかも無くなるなって想像できました。
いやー。真面目に感謝します。この記事書いてよかったです。
また、励ましの言葉もありがとうございます。毎日毎日怒ってばかりで同じことを言い続けてへこたれそうですが、頑張ります。
スロウさんも育児頑張ってください!
連日連夜の家事育児おつかれさまです。さぞかし無念を感じた一日だったと思います。田中さんの心中を思うとやりきれませんが、お子さんはきっと美味しいものを食べてプレゼントももらって特別な日になったと思います。でもでもでもでも、、、こんなはずではなかったー!!!ですよね、私もきっとけっこう引きずると思います(;_;)
私ごとですが12月に第二子出産予定で1歳9ヶ月差の年子育児が始まります。田中さんのブログでいまから覚悟を持ちつつ、生まれてからも情報や心境を読んで勝手に心の支えにさせていただこうと考えています(笑)
読者様
とても嬉しいコメントありがとうございます。
本当に無念で今思い出しても悲しくなります。
引きずってしまいますよね・・・。
私も当分は思い出したくないくらいです・・。
また、12月にご出産とのことおめでとうございます。
ちょうどつわりで辛い時期でしょうか?体には気をつけて元気な赤ちゃんを産んでください。また年子で辛いことあったらお互い励ましあったりしましょー!笑
年子シリーズ続けるのでぜひまたコメントください!
ありがとうございました!!