3歳児が「ごめんなさい」と言えないなら、親がお手本になろう

マーガレットと青空子育て

我が家のやんちゃ坊主は5月で3歳になりました。2歳まではおしゃべりが得意ではなく、単語とか二語文を少し話していた程度でしたが、3歳になり言葉が爆発しております。

そしてずーっと喋っています。私の耳の横で大ボリュームで「ままーこっちきてー見てーできたよー」と叫びます。

「声大きいわ、耳痛くなるって」と軽い気持ちで言うと、それを覚えていて素晴らしきタイミングで「ママ、声大きい、耳痛い」と真似をするではありませんか。

私の言葉を全て真似しているのです。やめてー!って感じです。

 

そんな我が息子、最近ベストなタイミングで「ごめんなさい」が言えるようになりました。

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ごめんなさいを言わせようとしても無駄

3歳にもなってくると、親は子に”ごめんなさい”の言葉を言わせたいと思うようになります。

私もその1人です。例えば、児童館でお友達のおもちゃを取ってしまった時には「ちゃんと謝ろう!ごめんなさいは?」と息子によく言っていたと思います。

でもこれは全く効果無しでした。息子は絶対に謝りません。私が言えば言うほど意固地になって絶対に言うもんか!と言わんばかりの状況に陥ります。

 

わたしは、根気よく何度も言い聞かせて教えることが大切だと思っていましたが、息子には効果がなく苦痛なようでした。

なので言わせようとするのは辞めました。

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3歳児は悪いことをしたことを、なんとなく理解している

「3歳児は悪いことをしていると言う自覚がないから意味がないから言えなくても大丈夫」と言う方も大勢います。

確かにそう言われると親としてはラクになれます。「どうせいつか言えるようになるんだから、今教える必要はない」なんてラクチンな子育て論でしょうか。

 

しかしながら、うちの息子は、悪いことをしてしまった時に一瞬表情が変わります。それはよく子供を観察することでわかります。

何度見ても「僕やってしまった!妹が泣いちゃった!」という表情に見えるのです。

なので3歳児でもある程度は「悪いことをしてしまった」と理解しているわけですから、「ごめんなさい」の言葉を教える必要はあると考えました。

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ガミガミ言わない!長期戦の親がお手本作戦

私は、子どもたちに何かを直接教えるということは今の所あまりせず、ただただ見せるという方法を取っています。

着替えの練習も、手を出すというよりは私が何度も着るところを見せたりしています。脱いだり着たりを繰り返した日もありますし、トイレも全部見せてますね。笑

一応それが、”教えた”ということになりますが、見せただけという、なんともラクな育児法です。

 

なので「ごめんなさい」という言葉についても”いつ、どのように使うのか”それをただただ親が見せるようにしました。

自分が見せればいいだけ、ガミガミ言わなくていいと思うとすごく気持ちがラクになります。

そして、自分の子どもであれ人間関係なわけですから、1人の人間として接します。

パパやママが子供に謝ったら格好が付かないとか思わないことが重要。パパもママも失敗するし、謝らないといけないこともある、それを見せるのです。

ただそれだけを日常の中で繰り返しました。

 

なので、大声で怒鳴ってしまった時は、すぐに「あ、今、ママすごい大声で怒ってた!ごめんね!気をつける!」と素直に言います。

これが正しいのかもわかりません、でも親だって間違えることもあるんだから、ちゃんと子供に謝ります。

 

また、相手が子どもだと思うと、注意を先にしてしまいがちです。

例えばキッチンでご飯を作っている時に、子どもが足元にいることが分からなくてぶつかってしまった時、「キッチンに来て遊んだら危ないからダメよ!」と先に注意の言葉を言ってしまいそうになります。

でもそれより先に「ぶつかってごめん!大丈夫?」と言うようにしました。

意識するだけで、きちんと大人と接する時みたいに自分も子どもに謝れるようになるのです。

 

ちなみに、親がお手本を意識して生活した結果、我が家の3歳の息子、完全に私の「ごめんなさい」の言い方と同じになりました。

うちの子、「あ、ごめーん」と言います。私の言い方と同じなので、やっぱり聞いているんだなと思います。

今日も、Eテレの体操で盛り上がっていた時に妹にぶつかって、すぐさま「あ、ごめーん」と言っていました。

 

 

そして、おもちゃを息子が取ってしまったときは、相手のお友達に「ごめんなさい」と言わせるのではなく、私が「嫌だったね、ごめんね」と謝る姿を見せるのです。言

こうしなさい、ああしなさい、と命令はしません。

ただただ、私がお手本になることを何度も繰り返しました。

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謝りすぎにも注意ね!

親がお手本と言いましたが、謝りすぎるのも良くないと思います。

例えば、子どもがカレーのお皿をひっくり返してしまったとしましょう。「もう!なにやってんんのよ!」と言いそうになります。時々わたしも言ってしまいます。

カレーをひっくり返した時、それはワザとではない、幼いから失敗しただけなのだから怒るのは可哀想。

あまり、言いすぎると謝る癖が付くかもしれません。うちの姪っ子が親の顔色を伺って「ごめんなさい」を多用している子なので、教えるタイミングって大事なんだなと感じました。

なので失敗のときは「オッケーオッケー!ママが拭いたら元どおり!」みたいに前向きに言うようにしています。

そしてそのときは「ありがとう」を言わせたい・・・

3歳にもなると教えたいことがどんどん増えていきますね。

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