私は家族と親族だけの30人規模の少人数結婚式をやりました。
今回は『演出の内容や流れ』と『司会無し』についてをピックアップし、悩んだこと、実際にやったことなどをまとめていきたいと思います。
私の結婚式の参列者は、家族親族だけなので、騒がしいよりはアットホームに食事と会話中心にしたいと考えました。
だから、『余興』と呼ばれるものは一切していません。
では、私達が行った演出、そして最後まで悩んだことなどをご紹介していきますね。
少人数結婚式で実際に行った演出内容、流れ
私達は司会を頼まなかったので、以下のような流れで披露宴を行いました。
・プロフィールムービーを流す
・新郎新婦入場後、新郎の挨拶
・新郎叔父の挨拶
・なつかしムービー
・新郎父の挨拶⇒新郎の挨拶
・退場後に感謝の言葉を入れたエンドロールムービー
・出口で両親に花束を渡す
最後まで悩んだのは弟と妹から歌。二人とも歌が上手いので歌ってもらってもいいかな~と思ったけど、段取りが大変なので辞めました。
あと、皆様もお気づきかとは思いますが、私は新婦からのお手紙を入れていません。
新婦からの手紙は悩んだのですが、普段から感謝の言葉は伝えているし、月1回は実家に帰るし、電話も頻繁にしているし、そもそも涙がこぼれて読めないと思ったので辞めました。
それに、私は父を10年前に亡くしており、母とバージンロードを歩いたので、挙式の主役も私と母、披露宴の最後の主役も私と母になってしまって、結婚式の主役が新婦側になってしまうのを避けたかったのと、お涙ちょうだいな感じになるのが嫌だったんです。
それに笑顔で退場したかったので。
でも母への感謝の思いはきちんとエンドロールムービー内で伝えています。
さてさて
私たちが司会を頼まずに演出もなく間を持たせることができたのが、3つのムービーがあったからです。
3つも多いよね~と思うかもしれませんが、けっこうみなさん楽しんで見てくれました。
なお、ムービーは自作です。
有難いことに新郎新婦とも理系なのでパソコン作業はお手の物ですが、比較的早く帰ってこれる私が全部作りました。
しかもソフトの試用期間の15日以内に働きながら根性で作成させました。その間、協力してくれない旦那に2回キレましたけどね・・・。
オープニングムービーの演出
オープニングムービーでは司会を立てない私達のアイデアを詰め込みました。もし司会を立てない・・・という方がいらっしゃるなら是非盗んでください!
プロフィールはムービーで
まず披露宴の入場前って、「新郎は1988年生まれで、現在は○○会社で働かれていて・・・二人の出会いは~」ってな感じで、司会が新郎新婦のプロフィールをお話されますよね。
私たちはこれを全部、ムービーに入れました。
誕生日や生まれ故郷のこと、卒業した学校、趣味、現在働いている会社、二人の出会いも全部入れました。
以下のようにシンプルに、『写真+文字』を何枚か作って音楽に合わせてスライドしていく形です。
また、きちんと挨拶文章も。
こんな感じね。
司会に話してもらうであろう必要な言葉は、全部ムービー内に入れちゃいました。
新郎新婦入場です!の掛け声もムービーで
このあと新郎新婦が入場するのですが、なんせ『司会がいない』のは不便ですよね。
司会がいないと「新郎新婦の入場ですー!皆様拍手をお願いします」という言葉もなくふつーに入場することになってしまいます。
なので、私たちはこれをムービーの中に音声として入れることにしました。
ムービーが終わって5秒後に、真っ暗の画面で『新郎新婦の入場です!』という音声を入れちゃったのよ。
そして入場曲もそのまま流すという仕組み。
この案使っちゃって!
司会に10万も払う必要なくなりますよ~。
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家族親族中心の思い出ムービー演出
披露宴中盤のデザートのお時間に、家族親族中心の思い出ムービーを長々と披露しました。
今回は友達との旅行写真とかも使いたい!って思ったけど、そんなの見ても誰も楽しくないでしょ?
だから徹底して、家族親族オンリーのムービーを作りました。
写真を大きく、そして文字は簡単に。
私の小さい頃から成人するまでの写真をたくさん流したので、みなさん懐かしいと言って喜んでくれましたよ。
母や父、兄弟との写真や、叔父叔母と小さい時に撮った写真、亡くなったおじいちゃんやおばあちゃんとの成人式の写真、みんな泣いたり笑ったりして楽しんでくれたので良かったです。
結婚式のムービーって、出席して頂いた方が見て楽しめる工夫は絶対に必要です。
二人の写真を延々流すのは、私は見ていて気持ちがよいものではありません。
少人数だからこそできるエンドロール
エンドロールは、来てくれた家族親族に向けてのメッセージを流しました。
よくある例ではありますが、「また飲みに行こうな!」とか「長生きしてね!」とか短い文章が多いですよね?
私たちはこのような短文を辞めて、ちょっとだけ長いメッセージにしました。
一例ですが、以下は弟に向けたメッセージです。メッセージは、順番に下から上へ流れるように出しました。
自分の大切な人との思い出を思いながら、一人一人に向けて丁寧に書けたのは少人数結婚式ならではのメリットだと思います。
司会がなくても進行は可能か?
司会が必要なポイントでどのようにタイミングを作ったか?以下にまとめて記載したいと思います。
■司会:「新郎新婦の入場です」
こちらは、先ほども書いたようにムービーに音声を入れました。
■司会:「乾杯の挨拶です」
新郎伯父の乾杯のタイミングについてですが、新郎新婦が入場して席に着いたらすぐに新郎の挨拶を入れたので、そのまま「乾杯は僕の叔父からお願いします」と言って新郎から伯父にマイクを渡す形にしました。
■司会:「思い出ムービーが始まります。皆様スクリーンにご注目ください」
自然と照明が暗くなり音楽が流れるので、嫌でも気が付きます。あとスタッフが気を利かせて、「皆様スクリーンを見てください」とお声掛けしてくださいました。
■司会:「新郎父の挨拶です」
お父さんから直接「縁もたけなわですが・・・」と話を始めてもらいました。司会がいなくてもちゃんと皆さん注目しますよ。
■司会:「新郎新婦が退場します、拍手で・・・」
新郎が最後の挨拶を行い、そのまま暗くしてもらって退場の音楽が流れるような仕組みにしたので、「退場です」という言葉は全く必要なかったです。
みんなちゃんと拍手してくれて、退場後はエンドロールも流れるし、場は持ちます。
あと、お席の配置もけっこう悩みました。詳しくは以下の記事が参考になります。
まとめ
司会が無くてもある程度は進行できます。
やはり司会がないと、何かあったときにタイミングが取れないのではないかと思いましたが、スタッフも気を利かせていろいろ言ってくださったので良かったです。
また、演出も家族親族中心の場合は、みんな知り合いなわけで、おしゃべり中心になりますから、特に必要なかったです。
でも、暇な時間は出来るわけで・・・やっぱり歌とかは入れた方がよかったかな~と思ったりもしていますが、旦那さんは「みんなで顔合わせて飯食う、それができたから全然よかった」とのことでした。
ゆっくりしゃべって、家族や親戚と顔を見ながら和気あいあいとお酒を飲む、ゆったりした良い披露宴になったと思います。
参考 当日レポートはこちらからどうぞ
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