私は1歳半差の兄妹を育てています。現在、上の息子が3歳に、下の娘は1歳6ヶ月になりました。
年が近いことはもちろんのことですが、兄妹という関係性も加わって、私自身なかなか面白い育児を経験しているのではないかなと日々感じています。
そして、小さいながらにもお互いが大切な存在になっているようで、それが見ていてはっきりわかります。そんな2人の姿を見ている時が母親として一番の幸せかなと思うのです。
年子は本当に大変です。想像を絶するとはこのことかと思うほど、仕事なんてザルだと思うほど。
でも、どんなに心がすり減っても、必ずかわいい姿や成長した姿、寝顔を見るとすり減った心が元に戻る。幸せを感じられる瞬間が必ずあるのです。だから子育てってやっていけるのですね。
年子を育てていることで、心もたくましく考え方も柔軟になれたし、私の場合はコミュニケーション能力は格段にアップしていると感じます。
日々成長しているのは私なのかもしれません。
久しぶりの記事投稿なのでなんだか前置きが長くなりましたが、今日のテーマは”今の子供たちの様子”です。
年子あるある?妹の発達が早すぎて、兄の発達に追いつきそう
一般的に男の子は言葉などの成長が遅く、女の子は早く成長すると言われていますが、確かに我が家の子供達もその通りでどんどん2人の発達の距離が縮まってきています。
例えば、お兄ちゃんは1歳半で全く喋らず3歳でようやく一気に喋り出した感じですが、すでに妹は1歳半にも関わらず2語分出てきています。
母親としては、2人への話しかけ方、注意の仕方全部一緒でいいのがラク。2人まとめて同じことを教育している感じです。
最近2人にまとめて教えたのが、歯磨き粉をチューブにつける、うがい、手洗い、靴を玄関に揃える、脱いだ服の入れる場所、体の洗い方・拭き方などですが、兄がやっているのを真似して妹もやっています。
年の離れた子供を育てると、一人一人順番に同じことを教育していく必要がある、つまり2倍の時間も労力もかかるけど、我が家の場合まとめて一気に終わる感じです。
年子の良さはまさにこれですね。
3歳の兄と1歳半の妹がどんな風に過ごしているか
我が家は兄妹なので同じ遊びをするというよりは、個々で一人遊びを楽しんで時々関わるというスタンスを取っているようです。
私自身、よく2人を観察するのですが非常に面白い。
例えばお兄ちゃんがプラレールで遊んでいる隣で、妹は絵本を読んで過ごしていて、プラレールに飽きたお兄ちゃんが積み木をやり始め、それを見ていた妹も一緒に積み木をやり始める。
基本は1人遊び。でも、2人とも興味のあるパズルや積み木、ブロックは2人で一緒に遊んでいます。
特に、おままごとは2人だとすごく楽しいみたいですよ。この写真は粘土でケーキを作ってハッピバースデーを歌って誕生日ごっこをしてた時の。
同じ遊具で遊べるのもいいですね!
さくらんぼ見つけて集めたり、雑草のカラスノエンドウの豆を集めたり、何かと外遊びでも一緒に遊んでいます。
いつも一緒なので寂しくないし、年齢の近い遊び相手がすぐ側にいるので、ママが遊び相手を常にする必要もなく、私は近くにいるだけで基本放置でOK。自分の時間がかなり持てるようになりました。
それに、粘土で2人で遊んでいて、妹が口に入れようとした時に、兄が「食べちゃダメよ!」と言ってくれたりするし「危ないよ!」「大丈夫?」と声をかけてくれるのでありがたい。
一番素敵!と思ったのが、妹がギャンギャン泣いているのを見たお兄ちゃんが、妹を抱きしめてトントン・・・すると妹が泣きやんだ時!
何でしょう?この兄妹という関係はなかなか面白いものがあります。妹はお兄ちゃんラブで、お兄ちゃんは妹のことが相当ラブ、2人はかけがえのない大切な存在になりつつあるように感じます。
これまでの1年半は精神的にも肉体的にも辛いことが多かったです。でも今ようやく思います。
「年子産んでよかった!!!!苦労したけど今だいぶラク!!!!みんなに叫びたい気分!!!」
私が娘を叱ると息子に怒られる件
タイトルの通り、私が妹を叱ると私がお兄ちゃんに叱られます。
娘は気に入らないことがあると顔をペチペチと叩く癖があるので、その時に強めに叱っていますが、「まま!怒っちゃダメよ!!」と、腕を使ったジェスチャーでバツマークを作って言われます。
わざわざ遊んでいたのを中断して、寄ってきてまで言われます。多分心配なんでしょうね。
怒られると娘はすぐ泣くので、また兄が抱き寄せてなぐさめたりしています。
何だか力抜けてしまいますね。
喧嘩した時はすくすく子育て方式で
良いことばかりではありません。すでに兄妹喧嘩が始まっています。
お兄ちゃんが作っていたプラレールやパズルや積み木を妹が壊すのがいちばんの理由。
その時だけはお兄ちゃんは真剣に怒って妹を押したりしてしまうので、ようやく私の出番です。NHKのすくすく子育ての先生の言葉を参考に
「せっかく作ったのに壊されて辛かったね」とお兄ちゃんに共感をして、
妹には「お兄ちゃんが遊んでいるのをやりたかったんだね」と共感しつつ、「お兄ちゃん作ってるから壊さないようにしようね」と軽めに言います。
そしてお兄ちゃんに「妹は一緒に遊びたいだけだから悪気はないんだよ」と言い聞かせます。
最後に壊されても我慢できた時には、お兄ちゃんを思いっきり褒めてあげるようにしています。
私自身、共感がこんなにも有効だとは今まで知りませんでした。
私の母親は下の子が産まれてから、毎日毎日何回も頭ごなしに怒鳴なり叩くようになりました。保育園の頃3年ほど続いたと思います。何度も殴られたので今だによく覚えています。
その影響もあってか、小学校の頃は引っ込み思案な性格でした。走るのも学年の女子で一番、成績もいちばんよくて天狗状態になってもおかしくないのに、それでも自信が持てなかった。小学校の卒業文集の先生からの一言欄に「自分の力にもっと自信を持って人生を歩んでくださいね」と書かれているほどです。
母も反省しているようで、その時期の話をすると後悔しかないと今だに涙ぐんでいます。なので憎んだりはしていませんし仲もいいです。
でも、小さい頃母親に”共感”の言葉をかけてもらえていたら・・なんて思うと今だに辛い。だから私は”共感”を大事にしたいと思っています。
そして今書きながら、私も頭ごなしに叱ってしまうこともあるので、改めて気をつけようと思います。
終わりに
以上、最近の子供たちの様子をまとめて記載しました。
私が年子を育てているので、年子ママ友がたくさんできましたが、トンネルの出口が見えず苦しんでいる方が多いように思います。
もうちょっと頑張ればラクになるので、そういった方の助けになれたらと思って今日は書きました。
田中ですドットコムは、年子育児やワーキングマザー的な記事をメインで今後更新していきたいと思います。
だいたい更新は月に1回から2回でペース守りたいと思います。
更新が止まっている間、メッセージやコメントをくださった方ありがとうございました。
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